BNLイタリア国際優勝のマレーが2位に返り咲き
マレーが、久しぶりにジョコビッチを下し、29歳の誕生日を優勝で飾りましたね。
マレーは、過去4試合クレーコートでは、ジョコビッチに全敗でしたが、ここに来てようやく1勝することができましたね。
とはいえ、今回の勝ちは、純粋にジョコビッチに勝ったという実感はないのではないでしょうかね?
というのも、BNLイタリア国際のドローがあまりに偏りすぎていて、ひょっとするとジョコビッチを勝たせないためのドローなのではないかと勘ぐってしまうほどのドローなのです。
なにせジョコビッチの山には、3位のフェデラー、5位のナダル、6位の錦織がいるにも関わらず、マレーの山には、4位のワウリンカぐらいしかいませんでしたからね。
しかもワウリンカは3回戦で敗退していますし、準々決勝からの相手を見てみると、
- ジョコビッチ(1位)
- 準決勝vs錦織(6位)
- 準々決勝vsナダル(5位)
- マレー(2位)
- 準決勝vsプイユ(52位)
- 準々決勝vsゴフィン(13位)
挙句、準決勝は、マレーがストレートで勝ち上がったにも関わらず、ジョコビッチは錦織とのフルセット戦っての勝利ですから、体力的、精神的にも疲れきっていたでしょうね。
なにせ前日にはナダルと対戦しているのですから・・・
ジョコビッチからすると、ナダル、錦織、マレーと連続して戦い、それぞれに勝ちきるなんて言うのは、流石にシンドイでしょう。
さて、マレーなのですが、この勝利によって、一時、フェデラーに抜かれていた世界ランキング2位の座をダッシュしましたね。
その他も、大きな変わりはなく、フェレールが9位からTOP10外になり、代わりにガスケがTOP10入を果たしました。
さて次はいよいよ5月22日から全仏オープンとなりますが、いまから組み合わせが楽しみですね。
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