寺島寿樹のブログ

テニスやラグビーを中心としたスポーツや気になる家電やガジェットについて寺島寿樹がボチボチと綴ります。

テニスは過酷ですね。

10月9日の楽天オープン、ニック・キリオス選手が見事にATP500を初優勝したかと思えば、その余韻に浸ることなく、さらに格上の大会であるATP1000、上海ロレックス・マスターズの1回戦に出場しているのですね。


この大会の開催日は10月9日で、キリオス選手はその3日目に登場していますから、優勝した2日後には、別の大会に出場しているということになります。


日本から上海ですから、直行便で2時間から3時間で行けるとは言え、本当にテニスのツアーは過酷です。


勝てば勝つほど、その過酷さは増しますから、テニスの選手は常に故障との戦いとなるのでしょうね。
だから、テニスの大会においては、出場するけれど棄権となる選手が多いのでしょうね。


ちなみに楽天オープン準優勝のダビド・ゴファン選手もキリオス選手と同じくマスターズに参加しており、同日に試合を行っています。


ともに勝ち進んでおり、翌日にも試合ということですから、本当に大変です。
まぁ、ランキングを上げて行けば、2回戦から登場することもできますので、ここからが本当のATPツアーの試練なのかも知れませんね。

パナソニック VS NTTコム


トップリーグ第5節が、1週間ぶりに開催されますね。


注目のパナソニック対NTTコムの試合のなのですが、今季、金曜夜に開催されるのは、これが最後の試合となります。


4連覇を狙うパナソニックの順位は、現在2勝2敗で8位となっており、優勝を狙うためには、この試合は絶対の落とせない試合となっていて、対するNTTコムも、3勝1敗の5位に位置しており、こちらも優勝を狙うためには絶対に負けたくないところ。


開幕当初、パナソニックは若手主体で試合に望み、ヤマハに僅差で破れてしまったとはいえ、まだまだ余裕があるかと思っていたら、第4節のサントリー戦では見事に完敗を喫してしまい、もう後がなくなってしまいました。


まさか、あのパナソニックが、6トライも取られるなんて思いもしませんでしたからね。


しかし、パナソニックには、サンウルブズや日本代表、セブンズ代表など多くの選手を抱えているため、チームとしてはまだまだ完成していない中、昨年3位のヤマハ、4位の神戸製鋼、7位の近鉄、9位のサントリーと続く連戦には厳しいものがありますよね。


なんといっても昨年9位だったサントリーは、実力的にはベスト4クラスの力を有していますからね。


さて、今日の試合なのですが、今季のNTTコムはとてもいい試合をしていて、結構強いような気がしています。


トップリーグ開幕前であれば、パナソニックの圧勝も考えられたのですが、ひょっとするとこの試合、NTTコムの圧勝なんてこともありえます。


まさに注目の1戦ですね。

戦術がマンネリ化してきたサンウルブズ

スーパーラグビーの16節、サンウルブズ対ブルズの試合は、圧倒的に差の違いを見せつけられましたね。

これまでは、相手が1.5軍ぐらいでどうにか戦えていた状況でしたので、プレーオフ進出もわずかに見えている本気のブルズが相手では、全く歯が立ちませんでした。


やはり、個で切り裂けることのできるプレイヤーがいなければ、スーパーラグビーでは、話になりませんね。

フィジカル差もモロに出ていましたし、ブルズの選手1人を止めるのに、サンウルブズは2~3人必要(これでも足りない場面も多々あった)なのに対し、サンウルブズ1人を止めるのに、ブルズは1人で充分でしたし、そこで押し返していましたからね・・・。


あと攻撃が単調すぎました・・・。

9番、10番は同じテンポでパスを貰って、同じテンポでパスを回すだけという単調な攻撃でしたし、ランプレイする人間もほぼ決まってきているので、ブルズのディフェンスは守りやすかったでしょうね・・・。


他のスーパーラグビーの試合を見ていると、9番、10番であれば、どこかで必ずランを取り入れてきますし、自ら突っ込んでいくことも多々あります。


しかし、昨日の試合は、ただパスを回すだけ・・・。

しかも相手を惹きつけてからのパスというような工夫もなく、ただパスを回すというような印象で、あれじゃ、フィジカルに劣るサンウルブズのバックスでは捕まって、されに押し戻されますよね。


しかも、ブルズに限ったことではないのですが、相手を捕まえたときの味方フォローが、スーパーラグビーのチームは速いです。


スピードで勝たなければならないチームがスピードで負けては話になりませんね。

やはり、スーパーラグビーでは、9番、10番にランスキルがなければ、太刀打ちできません。


やはりトゥシ・ピシの代役となるようなフィジカルも強い選手は必要ですね。

田村選手は、日本代表の戦い方では完全にフィットしていると思うのですが、スーパーラグビー仕様の戦いとなると、やはり合っていないような気がします。


あとは、本職のウィングをいれなければ、トライは取れませんね。

どのチームには、1~2人は恐ろしくスピードのある選手がいて、そのような選手をサンウルブズにもいれなければ、到底太刀打ちできません。

(特に、11番と13番にスピードがなければ・・・)


とにかく、残り1試合となります。

相手のシャークスは、このサンウルブズ戦に勝てば、プレーオフ進出となりますので、かなりの本気モードでしょう。


勝てないまでも、ここ3戦のような大差負けするようなことにならないように頑張ってほしいものです。